2022.03.31 

アクティブ・フォー・オール拠点シンポジウムを開催

アクティブ・フォー・オール拠点シンポジウム

3月12日、センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム「運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティブ・フォー・オール拠点」のシンポジウムを、大阪いばらきキャンパス(OIC)よりオンライン配信するハイブリッド形式にて開催しました。

当拠点は、2013年に文部科学省および国立研究開発法人科学技術振興機構が進める革新的イノベーション創出プログラム「センター・オブ・イノベーションプログラム」に採択され多数の参画機関とともに運動・スポーツの視点と医療現場の視点から、健康寿命延伸のための研究拠点形成に組織的に取り組んできました。

9年間の成果報告

松田 譲氏(ビジョナリーリーダー)、田中 孝英(プロジェクトリーダー)
松田 譲様(ビジョナリーリーダー)、田中 孝英(プロジェクトリーダー)

最終年度を迎えた今回のシンポジウムでは、COIビジョン1ビジョナリーリーダー松田譲様を来賓に迎えご挨拶を頂戴しました。そして第一部ではプロジェクトリーダーと各テーマリーダー、サテライトリーダーから事業化を目指して産学連携にて研究開発を進めてきた9年間の成果報告を発表しました。

その後、参画企業各社にアンダーワンルーフで取り組んできた感謝の思いを込めて記念の盾を贈呈しました。

塩澤 成弘(スマートウェア事業)、西浦 敬信(空間シェアリング事業)、岡田 志麻(バイオシグナルアート事業)、内藤 久士(医療施設展開事業)
塩澤 成弘(スマートウェア事業)、西浦 敬信(空間シェアリング事業)、岡田 志麻(バイオシグナルアート事業)、内藤 久士(医療施設展開事業)

記念品贈呈
記念品贈呈:東洋紡株式会社様、HOS株式会社様、株式会社デンケン様、オムロンヘルスケア株式会社様

2060年の活力ある未来に向けて

第二部では、「2060年の活力ある未来に向けて―COIの展望と展開―」と題してパネルディスカッションを行いました。その中で、2060年がどんな世の中になるか、何が大事で何が幸せになっているか、人として適応できているもの、変わらないものは何か、の3つの柱について、「感情」「価値」「体験」「多様性」「ウェルビーイング」「未来のコミュニティ形成」などのキーワードと共に活発なディスカッションが行われました。

パネルディスカッション
パネルディスカッション:伊坂 忠夫(研究リーダー)、國友 尚氏(アソビジョン株式会社代表取締役)、猪俣 武範(順天堂大学大学院医学研究科眼科学准教授)、岡田 志麻(立命館大学理工学部准教授)

最後には若い人たちへのメッセージもあり2060年に向けてのバトンを託し、最後のシンポジウムに相応しく未来へ繋ぐ内容となりました。