アクティブ・フォー・オール拠点が
生涯元気社会を目指す楽しい
運動誘導プログラムを作りました

「アクティブ5」は、健康寿命を延ばしQOLを高めるために、
3世代が同一空間・同じ曲で各世代異なった振り付で
同期(シンクロ)を楽しめる3分エクササイズです。

  • 生涯元気になれる
    5つの運動
  • 三世代が一緒に
    シンクロできる楽しさ
  • 簡単ではないから
    ステップアップと達成感

アクティブ5関連TOPICS

健幸フェア

キッズバージョン

一般バージョン

シニアバージョン

アクティブ5の構成(キッズタイプ・一般タイプ・シニアタイプ)

アクティブ5について

研究リーダー 立命館大学スポーツ健康科学部 学部長 教授 伊坂忠夫

いつまでも自らの身体をつかってアクティブに動きたい!これは多くの人の願いです。同時に、アクティブであることはポジティブに考え、行動することにもつながります。
今、ロコモティブシンドローム(ロコモ)という言葉が定着してきています。これは、筋肉、骨、関節、軟骨などの運動器といわれる部分に障害がおこり、機能低下により、立つ、歩くなどができなくなる状態を指します。この状態になると身体活動性が低下し、みずからの社会活動、QOLが低下することにつながります。
また、高度情報化社会で働く人々にとって、日常生活、仕事の場面で身体活動を十分に行っているとはいえず、生活習慣病のリスクが高くなってきています。さらにはこどもの体力低下も指摘されており、ロコモを予防するには、こどもからといわれるようになっています。
もちろん、日常的に運動を取り入れることで体力をつけることはでき、健康を維持・増進することはできます。ただし、この発想では長続きできません。続けるためには、仲間とともに、楽しく時間を共有した身体活動が必要と考えました。
そこで、我々、COIアクティブ・フォー・オール拠点では、この『アクティブ5』を開発しました。これまでのスポーツ健康科学が明らかにしてきた知見を基礎にして、ロコモを予防するだけでなく、こどもから高齢者まで多世代が同時に楽しめ、気軽に取り組める運動にすることを心がけました。
是非、学校、職場だけでなく、家族、地域でも、多くの世代を巻き込んでワイワイと日常の中に無理なく取り入れて頂ければ幸いです。

伊坂忠夫

アクティブ5 基本となる5つの運動

順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 先任准教授 町田修一

寝たきりゼロ社会の実現が我々の夢です。その一環として、ロコモ対策活動を行っています。ロコモを予防するためには、子どもから大人、そしてシニアといった全世代の皆さんに「知っていただくこと」や「気付いていただくこと」が重要です。
そのため、運動を楽しく行っていただきながら、コミュニティの輪を地域全体で拡げていくことに取り組んでいます。
今回、コラボで制作しましたアクティブ5では、ロコモ予防に有効な基本動作を厳選し、運動器へのトレーニングを意識しています。いずれの動きも運動生理学的には「過負荷」や「特異性」、そして「全面性」や「個別性」というトレーニングの原理・原則が込められています。トレーニングと聞くと、「きつい」または「難しい」と思われたかもしれませんが、大丈夫です。各世代、そして個々の身体の能力に合わせて動けますので安心して挑戦してください。主な動作は5種類ですので、慣れるまでに時間はかからないはずです。まずは家族や仲間達でやってみてください。少しきついけれど、一緒に動くことの楽しさを再認識できるのではないでしょうか。
アクティブ5が全ての皆さんにとって、知らず知らずに運動する、「運動が生活カルチャー化」した毎日に変わっていく契機となることを願っております。

町田修一

アクティブ5 振付と工夫した点

増田晶子(振付を担当)

「ロコモ予防運動を数種類の組み込んで、各世代が別の動きで、だけどたまに動きがビシッと一致(シンクロ)するもの作れる?」、地域住民を主体とした多世代交流イベントに力を注いできた私にとっては是非挑戦したいプロジェクトでした。
健康づくりの為の毎日3分の運動を、そのまま多世代や職場の仲間と行えば、容易に地域イベント等も開催できてしまうから、その参加率も効果も上がる。飽きてしまいがちな繰り返し運動が、仲間と動きを合わせたり、カッコよくできるようになりたいという目標が持てる事で、モチベーションもあがる。そんな振付を作りたいと思いました。
これらの要素は「健康の為に日々の運動習慣が必要」だとわかってはいるのに、なかなか持続できない私たちにとって今必要なものです。
今回の振付制作にあたり最も注意した事は、指定されたロコモ予防運動を正確に行えるようになる為、身体のどの部位のどの動きから行っていけば、低体力な人でも無理なく取り組めるようになるかという点と、見栄えの良いもの、さらには、踊っていても見ていても心地よいものにするという点です。タイプ別の工夫としては、キッズ用には、たとえ運動やダンスが苦手でも楽しそうで踊ってみたくなるような振付にし、一般用については、身体のコリをほぐす要素と姿勢改善に役立つ動きを全体を通して取り入れました。少しハードな動きを入れている事で達成感アップも狙っています。高齢者用には、深呼吸をたくさん加えてあり、疲れ過ぎないようにしています。
このアクティブ5を毎日行う事で、3分後には誰もが心地よい良い気分となり、仕事や勉強、家事にサッと戻れる。そしてこの3分の積み重ねが、生涯快適な身体で豊かな人生を送る為に誰もが大切にする時間となって欲しいと願います。

増田晶子
増田晶子(シアーハッピネス代表)。振付を担当、立命館グローバル・イノベーション研究機構 客員研究員、舞踊家でありモダンバレエを基礎にした独自のダンス体操を指導

アクティブ5の今後の展開

まだまだ出来上がったばかりの「アクティブ5」、今後は、関係大学、自治体、団体など、広く広報していきたいと考えています。三世代で覚えれば、シンクロとその楽しさを競うイベントなども展開できます。同空間で、超指向性スピーカーを使った三世代運動も可能となります。また、スマートウエアを着用することにより、運動への負荷や効果を確認できるようになります。

生涯元気になるための5つの運動「アクティブ5」、実際やってみるとなかなか高度ですので、今後はステップアップできるように、ガイドブックを作り段階的に楽しめるように展開しようと計画しています。各自治体や団体にも指導者セミナーを開催し、指導者を増やし、安全に効果的に行っていただこうと思っています。

立命館大学スポーツ健康科学部と、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科が作り出したこの「アクティブ5」を、アクティブ・フォー・オール拠点の社会との接点として社会実装や健康寿命延伸活動の中で展開していきます。よろしくお願い致します。

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