2019年11月9日，京都　石清水八幡宮近くの「さくらであい館」にて、 大阪府主催のサイクリングイベントが開催されました。 これは、大阪府周辺の広域エリアを連携させる「グランドデザイン・大阪都市圏」の考えをもとに、 広域エリアのサイクルルートを連携させることを目的としたイベントです。

このイベントに併せて、「うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会」の協力により、 本学　岡田志麻准教授が、着るだけで生体信号を取得できる「スマートウェア」と音楽を組み合わせ、 身体状態を把握しながら楽しくサイクリングできるシステムを構築するための実証試験を実施しました。

秋晴れの空の下、スマートウェアに身を包んだサイクリストたちが次々と出発していきます。 彼ら、彼女らの心拍がモニタに表示され、その時々の身体状態に応じた音楽が流れることで、 サイクリングに新しい楽しみ方をもたらします。

日々の何気ない運動に、このようなテクノロジーが組み込まれている未来。 岡田准教授のまなざしの先に待っているのは，新しい未来のカタチです。